短期留学をする人の中には、これが初めての海外渡航という人もいるかもしれません。
服は何を持って行こうか、スーツケースはどれが良いだろうかと、買い物ひとつ取ってもワクワクする気持ちでいっぱいのことでしょう。
ところで、1か月~3か月の滞在期間で必要な持ち物の量とはどれ位でしょうか?
特に初めての海外留学ではどうしても荷物が多くなりがちです。
本当に外国に売っているのか不安で何でも日本から持って行ってしまったり、帰りは帰りでお土産を買い過ぎてしまったり(笑)
大丈夫!皆ひとつは「無駄だった~!」という失敗経験があるものです。
渡航する国や季節、男性か女性かによっても持ち物は若干異なりますが、ここでは短期留学に最低限必要な持ち物とその量について解説します。
またスーツケースへの賢い荷物の詰め方も伝授いたしますのでお楽しみに!
短期留学に必要な持ち物はどれくらい?
1か月~3か月の短期留学に必要な持ち物とはどれくらいでしょうか?
結論から言ってしまうと、1週間分の旅行に必要な持ち物を持って行けば大丈夫!
あとは現地調達と考えてOKです。
- 衣類や靴
- 電気製品
- 消耗品や日常生活用品
これらについて気になる点を解説いたします。
まず衣類について、女性用下着など海外で買うとサイズが合うか心配な物は、日本から持って行きましょう。
衣類や靴は、Tシャツ、ジーンズ、部屋着、防寒着、スニーカーなどの他に、ちょっとフォーマルで綺麗めの服と靴を準備しておくと安心です。
海外では劇場鑑賞やレストランへ行く際、ドレスコードがある場合もあるため、マッチョな警備員につまみ出されたくなければ綺麗な服装で出かけましょう!(笑)
電気製品は使用する電圧やコンセントプラグの形状が日本と異なる場合があります。
変圧器や変換プラグも便利ですが、私がオーストラリアへ行った時には、ドライヤーなら三つ又プラグの現地の物を$15程度で買う方が手っ取り早いと感じました。
それらは帰国時、次に来る学生や必要な人に譲ってあげると荷物が減ります。
箱にTAKE FREE(無料)と書いて入れておけば、あっという間に無くなりますよ!
また海外ではよく街角で支援団体を見かけるので、要らない物は寄付して帰ると良いでしょう。
消耗品や日常生活用品も基本は現地調達でOKです!
ただし薬やコンタクトレンズ、化粧品、生理用品等は準備して行くと安心です。
ポケットティッシュは海外のものは紙が硬く無料配布もしていません。
質が気になる人は持って行くと良いでしょう。
ホームステイ先で洗濯をしてくれる場合でも、下着だけは自分で洗いたいもの!
洗濯ネットや吊り下げ式洗濯バサミのほか、携帯式の裁縫用具や室内履きスリッパなどは100均でも手に入ります。
日本で買った方が現地調達するより安い物は日本から持って行きましょう。
海外に行けば、何だかんだで買い物したくなるものです。
荷物は1週間分を目安に準備し、足りない分は現地調達と考えておくと良いでしょう!
スーツケースへの荷物の詰め方のコツを伝授!
ここでは普段の旅行にも使える、スーツケースへの荷物の詰め方のコツをお伝えします!
まず、床の上にスーツケースを寝せてから開いてみましょう。
スーツケースの右側が底側、左側が蓋側となるのが分かりますね?
- 右側の下部には最も重い物、その上部には軽い物を入れる。
- 左側の下部には重い物、その上部には最も軽い物を入れる。
上記が基本的な詰め方です。例えば、
- 右側の下部→書籍、靴、洗面道具、雨具
- 右側の上部→セーター、下着、軽い小物
- 左側の下部→ジーンズ、スカート、防寒着
- 左側の上部→Tシャツ、Yシャツ、雑貨類
といった具合です。
そして、行きはスーツケースの4/1程度は空けておくのが理想です。
お土産を詰める余裕を残しておきましょう!
さて、スーツケースに上手に荷物を詰めるポイントは、持ち物の種類ごとに収納ケース(袋)にまとめる事です。
当たり前!と思うかもしれませんが、どんな収納ケースが良いのでしょう?
私のおすすめは、100均のトラベルグッズコーナーに売っている収納ケースです。
色々ありますので、是非一度見てみて下さい!
他にもおすすめの物をご紹介いたします♪
まず、衣類におすすめなのは洗濯ネット!
汚れた服を入れておいて、そのまま洗濯機にかけられるので一石二鳥です。
かさばる衣類は圧縮袋に入れて行くと良いでしょう。
また、荷物をまとめるのに大判の風呂敷やスカーフを使うのもおすすめです。
敷物代わりに使ったり、陽射しから肌を守るために使ったり・・・。
日本の伝統的な風呂敷の包み方が沢山あるので、文化交流にも良いですね!
靴の収納にはシャワーキャップが便利です。
靴底にサッと被せて汚さずに運べますよ♪
洗面道具はそのまま広げて壁に掛けられる、フック付きの収納ケースもあります。
最後に、「もしかしたらこれも使うかもしれない」と思うものは大抵使わない物です。
荷物の詰め方のコツより前に、最低限の荷物だけを持って行くという事を意識して、楽しく荷造りして下さいね!
まとめ
いかがでしたか?荷造りは大変ですが、まさに旅の始まりでワクワクしますよね!
最後に、空港で手荷物は以下の2つに分類されることを押さえておきましょう。
- 機内に持ち込める手荷物(バッグなど小さな物)
- 航空会社に預ける手荷物(スーツケースなど大きな物)
持って行ける手荷物の重量・寸法・個数の制限は航空会社によって様々です。
利用する航空会社の規定を事前にしっかり確認しておきましょう!
私は短期留学に旅立つ時、リュックサック1個+スーツケース1個でとにかく身軽に行くことをおすすめします。
リュックサックは通学時、移動時、旅行の時にも両手が空いてとても便利!
絶対おすすめのマストアイテムです。
家から出る時、リュックサックに入れて行く貴重品・必需品は必ず確認しましょう。
- パスポート
- 航空券
- 現金
- 海外旅行保険の証書
- クレジットカード
- 国際キャッシュカード・国際プリペイドカード
- 留学エージェントやホストファミリーの連絡先
- 入学許可証
- ビザ発給許可通知書
- 国際運転免許証
- パソコン
等々。
どんなに一生懸命スーツケースを荷造りしても、パスポート、航空券、現金などを忘れては元も子もありません。
また税関でスーツケースを開けるよう求められる事があるので、下着など見られて恥ずかしい物は見えないように包んで行ってくださいね!
そして、現地で「あれを持ってくれば便利だったのに!」と思う物が出てくるかもしれませんが、あまり気にし過ぎないことです。
海外に住む外国人は、現地にある物だけで当たり前に生活しているのですから、あなたも外国人になったと思って気楽に構えていると良いでしょう。
どうしても欲しい物は、日本の家族や友人に送ってもらえば良いのです。
いざという時のためにも、お金だけは抜かりないよう準備して行って下さいね!